イキル

音楽、映画、など 趣味 私見 雑記

頭でっかち

好きなブログがある。
私より少し年下の女の子のブログ。
完璧そうに見える彼女でも、手に入らないものがある。
彼女がそれに見合わない訳ではなくて、タイミングだとかなんだか色々上手く行かないだけ。
代わりがいたら、なんて思う人の代わりなんて絶対居ない。
すごく似ている人を見付けたとしても、似ていれば似ているほど、「あ、ここが違う」って重箱の隅をつつくように、つついているつもりはないのに、小さな小さな違いを見付けてしまって、受け入れられない。

私たち、と言う言葉を使うとき、精神論では使えない、と思った。
「when we had our best days」
好きなバンドの歌詞。
この歌詞を書いた彼にとって、「僕らが最高の日々を過ごしていた頃」は悪夢としてみるものだ。

私たちの最高の時間は、やりとりは、もう起きない。でも、そもそも私のなかで最高だっただけだ。一人では絶対つくれないものだけど。でも悪夢なんかじゃない。良い思い出。私には大事な大事な最高な思い出。でも、もう二度と起きることはない。
それこそミスチルのDrawingみたいにあのときの思いや感情を真空パックしてとっておけたらよかったのにな。
でも、それだけ大事だったら、きっとそのときの「匂いもカラーで思い出せる」そうだったらいいな。

裏切られることはない。それは、そこまで信頼関係が築けていないからか?だからそんなに信じていないのか。信じてない人には裏切られたと思わない。それか、よく知らない癖に信じきっているのか?うん、多分そう。
でも、信じるってなんだ?裏切られる、、ああ。裏切られるってどう言うことだろうと思ったけど、それは具体例が思い付いた。でも、、それは裏切りじゃない。突然意図的に居なくなるなら、理由なんて言わなくていいから、「今からあなたの前からは消えます」と言って欲しい。でも、それも、私のわがままなんだな。
ほんとに望むことは無い。その人が変わりたかったら180度変わってしまっても私は構わない。やりたいようにやれることを望む訳でもない。やりたいようにやることが実はその人にとって悪いことなのか、それとも良いことなのかなんて、分からない。

People In The Boxの新しいアルバムの中の「翻訳機」と言う曲が大好きで、クリップが公開されてから毎日毎日聴いた。
ある程度自分の中でこの曲の解釈が確立したとき、「君の翻訳機になって世界をとびまわってみたい」って気持ちが痛いほど分かる、と思った。「君の気高さを掲げ」ってすごく分かると思った。

その人は大丈夫だ。
だけど、「すべて見透かし笑うきみは氷のように美しい」。きっと気高いんだ。
絶対に超えられない。
いつもいつも、すごいと思ったひとたちは私の何歩も何歩も先を歩いている。
きっと私が走り出す頃には彼らは乗り物に乗らないで自力で空を飛んでいるだろう。自由に空をとびまわっているだろう。

嫌いになりたくない。嫌いになんてなれない。
雨の中に立つ亡霊になりたいと思った。ずっと思ってた。でもそれってすごく悲しいだろうなと思った。だけどなりたかった。
でもなれない。だから、ときどき意図的になればいい。頑張って誰にも見付けられないようにしよう。

最近頭でっかちだ。Orbital Periodのときの藤原基央みたいだ。歌詞がどんどんなんかもう…すごいじゃない?「もういいや、とことん行こうって思った」みたいなことを言ってた。
「信じたから裏切られることはない、裏切られてもわからないから、」とか、すごく…言われたらほんとにそうなんだけど、なかなか思い付かない思考回路だし、言葉にできない。

眠気もあいまってよく分からなくなって来た。私は単純だから、自分にとって良いことがあった日は、嬉しくなって、こう言う素直な捻くれてない気持ちを持った自分でずっと居たい、と思う。
でも、とことん私の世界は狭くて、私が居なくても、私がそこに居ないことすらその人は気付かずにその世界は作られていて、悲しくなる。「僕らの世界は君があってつくられる」って歌詞変えが好きだった。最近supernova、ライブで聞く機会減った。仕方ないけど悲しいな。
些細なことが幸せで喜びなのは当たり前だ。皆経験したことあるでしょう。 
幸せの大きさなんて、喜びの大きさなんて、自分の外側にいる周りの他人が勝手に決めるものだ。
でもごめんね。所謂世間一般で幸せとされること、親にしてあげられない。ごめんね。白いドレスに今なんの憧れもないんだ。ごめんね。私は自由が欲しい。今一番欲しいのは自由。死ぬまで、ずっと自由になるために奔走して、自由だけを追い求める人生でもいい、と思うくらいだ。