i woke up
悪夢から目が覚めた。
寝ている間、息をしていなかったんじゃないか、と言う息苦しさを覚えた。調べたけれど、私は無呼吸症候群じゃない、多分。私はイビキをかいていると言われたことはこれまで一度もない。
私はあまり現実味のある悪夢は見ない。
夢の中では、大体いつも見知らぬ大勢の人が私を責めている。あらゆる場所が不潔で不潔で気が狂いそうになっている。
たまに皆が普通に生きていることを確認して、なんだか安心すると言うか、世界は普通に動いていると知る。
毎日毎日 働いていたら あなたの名前の漢字を忘れた
中古の本を4冊も買ってしまった 忙しくて読む暇もないのに
チロルとポルノ/クリープハイプ
この歌詞が好き。
明日は、少し、前進してみよう。
音楽を聴くのはあくまでも趣味であって、私のアイデンティティでも個性でも特長でもない。私はなにもないところにまったく新しいものをつくることは出来ない。なんかちょっと悲しいけど仕方ない。
でも、誰か有名な人の真似をしたり、有名な人と少しでも関わりがあることが自慢を超えて自分のアイデンティティだと勘違いしてしまってる人を見ると、気の毒だし、私はそれは嫌だからしたくない。とても惨めだ。とても些細なことをキッカケに自分を覚えてもらっていた時は嬉しかったけれど。誰であろうと、自分を覚えていてくれるのってすごく嬉しい。
音楽と音楽を作る人に感謝の気持ちを伝えるのは実際不可能で、とてももどかしい。最近は、ライブに行く機会があると、感謝や感動を伝えたいとき拍手と言う行為が一番自分には合っている気がする。
やっぱり私は、血のつながりがない人だと、音楽とそれを作る人しか愛してない。笑われるかも知れないしそれは愛じゃないよ、て言われると思うけど、私、音楽なかったら、毎日話す話題も、することも、何も持ってない。